【最新版】海外でデータ通信も使える格安SIM4選!SIMごとの料金も比較

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「格安SIMを契約しているけど海外では使えるの?」

格安SIMを海外旅行で使いたい

海外で携帯を使うと料金が高額になるって聞いたけど大丈夫?

海外旅行で格安SIMを使いたいけど、現地で使えるのか不安に思った方は多いのではないでしょうか。海外に行ったら使えなかった、使えたけど高額な料金が請求されたということもあります。

そこで本記事では、以下の内容について詳しく解説していきます。

  • 格安SIMは海外で使えるの?
  • 海外で使える格安SIM4選
  • 海外で使える格安SIMの料金比較

この記事を読めば、海外で使える格安SIMがわかるでしょう。

ぜひ最後までお読みください。

格安SIMは海外で使えるの?

格安SIMが海外で使えるかは、国際ローミングに対応しているかどうかで決まります。

国際ローミングとは、日本で契約しているキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)を介して渡航先の回線を使い通信を行うことです。

自分の契約している格安SIMが海外の通信事業者と提携していれば通信ができますが、提携していなければ使えません。そのため、海外に行く前にいま契約している格安SIMが海外で使えるかの確認が必要です。

また、国際ローミングに対応していてもデータ通信ができない格安SIMが多い点にも注意しましょう。

【データ通信も対応】海外で使える格安SIM4選

格安SIM国際ローミング海外データ通信データ量月額基本料低速時速度国内
通話料
海外データ量海外データ通信料滞在国内通話料(円/分)日本向け通話料(円/分)他国向け通話料(円/分)着信する場合(円/分)SMS(1通送信)
ahamo申込不要20GB~2,970円~128kbps22円/30秒20GB0円50円~125円~265円~70円~100円
povo申込必要0GB~0円~128kbps22円/30秒0.5GB(24時間)640円~50円~125円~210円~70円~100円
LINEMO申込必要3GB~990円~300kbps22円/30秒3GB(24時間)980円~25円~190円~265円~75円~100円
楽天モバイル申込不要3GB~1078円~速度制限される可能性がある22円/30秒2GB0円50円~190円~265円~95円~100円

※料金は改訂される場合があるので最新の情報は公式サイトからご確認ください。

海外で使える格安SIMを4つ紹介します。

  1. ahamo
  2. povo
  3. LINEMO
  4. 楽天モバイル

それぞれ詳しく解説します。

1.ahamo

引用:ahamo

項目内容
国際ローミング◯(データ通信対応)
海外データ通信追加料金なしで使える*1
データ量20GB100GB
月額基本料2,970円4,950円
低速時速度1Mbps
通話料22円/30秒
無料通話5分かけ放題
ahamo料金プラン概要

ahamoはドコモが提供しているオンライン専用プランです。

追加料金不要で、海外91の国・地域でデータ通信が利用できます。

月間20GB利用可能です。20GB超えて使った場合、通信速度が最大1Mbpsになります。

ただし、海外で最初にデータ通信を利用した日を起算日として15日経過後の日本時間0時以降に、海外では通信速度が最大128kbpsに制限されます。

*1海外で最初にデータ通信を利用した日(日本時間)を起算日として15日経過後の日本時間0時以降は通信速度が送受信最大128kbps

詳しくは以下のリンクから確認してください。

>>ahamoの詳細を公式サイトで見てみる

2.povo

引用:povo

項目内容
国際ローミング◯(データ通信対応)
海外データ通信追加料金ありで使える
データ量1GB(7日間)3GB(30日間)20GB(30日間)60GB(90日間)150GB(180日間)使い放題(24時間)
基本料390円990円2,700円6,490円12,980円330円
低速時速度128kbps
通話料22円/30秒
無料通話なし
povo料金プラン概要

povoはauが提供しているオンライン専用プランです。

基本料金0円で自分の好きなデータプランを選んでカスタマイズできます。

povoでは海外ローミングできるトッピングが3つあります。

  • レギュラートッピング(90以上の国・地域)
  • エリアトッピング(韓国、アメリカなど)
  • ワイドトッピング(160以上の国・地域)

海外160以上の国・地域で利用できます。

詳しくは以下のリンクから確認してください。

>>povoの詳細を公式サイトで見てみる

3.LINEMO

引用:LINEMO

項目内容
国際ローミング◯(データ通信対応)
海外データ通信追加料金ありで使える
データ量3GB20GB
月額基本料990円2,728円
低速時速度300kbps1Mbps
通話料22円/30秒
LINEMO料金プラン概要

LINEMOはソフトバンクが提供しているオンライン専用プランです。

LINEMOは2種類の国際ローミングのプランがあります。

  • 海外あんしん定額
  • 海外パケットし放題

海外あんしん定額は次の3種類に分かれます。

  • 定額国L
  • 定額国S
  • 飛行機・船でご利用の場合

海外あんしん定額はプランによって料金が変わりますアメリカや韓国などが対象の定額国Lは、24時間プラン3GBで980円、72時間プラン9GBで2940円で利用できます。

海外パケットし放題は25MBまで1日0〜1980円、25MB以上は1日2980円で利用できます。

詳しくは以下のリンクから確認してください。

>>LINEMOの詳細を公式サイトで見てみる

4.楽天モバイル

引用:楽天モバイル

項目内容
国際ローミング◯(データ通信対応)
海外データ通信追加料金なしで使える
データ量~3GB3~20GB20GB~
月額基本料1,078円2,178円3,278円
低速時速度速度制限される場合あり
通話料22円/30秒
楽天モバイル料金プラン概要

楽天モバイルは楽天が提供している回線で、料金体系は従量課金制です。

海外72の国と地域で使用でき、月2GBまで使えます。

詳しくは以下のリンクから確認してください。

>>楽天モバイルの詳細を公式サイトで見てみる

格安SIMを海外で使うときの注意点

格安SIMを海外で使う場合以下の5点に注意する必要があります。

  1. ほとんどの格安SIMがデータ通信に対応していない
  2. 高額な請求になる場合がある
  3. 事前申込が必要な場合がある
  4. 渡航先の周波数帯に対応したスマホが必要になる
  5. 事前設定をしておく必要がある

それぞれ詳しく解説します。

1.ほとんどの格安SIMがデータ通信に対応していない

格安SIMを提供している会社の中には、複数回線を用意しているところもあります。例えば、ドコモ回線は海外データ通信に対応しているが、au回線、ソフトバンク回線は対応していないということがあります。

例えば、以下の格安SIMがあります。

  • NURO Mobile
  • mineo

必ず契約前に海外でデータ通信に対応しているか確認しましょう。

2.高額な請求になる可能性がある

国際ローミングのプランに契約せず、現地でローミングすると通信料が高額になることがあります。

海外では日本の通信料金が適用されず、海外の通信会社の通信料金が適用されます。海外では通信料は従量制のため、使った分だけ請求されます。

国際ローミングを契約していても、対応地域以外だと高額な料金がかかります。

また、通話、SMSは日本にいる時よりも高額になるので注意が必要です。

3.事前申込が必要な場合がある

格安SIMによっては事前申し込みが必要になります。

ahamoや楽天モバイルなどは事前申込は必要がありませんが、povo、LINEMOは事前申込が必要になります。

出国前に申込が必要になるので、公式サイトから確認しておきましょう。

4.渡航先の周波数帯に対応したスマホが必要になる

海外で使うスマホが渡航先の周波数帯に対応していないとデータ通信ができません

古いスマホは渡航先の周波数帯に対応していなくて通信ができないことがあります。

渡航先の周波数帯といま使用しているスマホの周波数帯を調べておきましょう。

もし、周波数帯に対応していない場合は、新しくスマホを購入するか、レンタルWi-Fiを検討してみてください。

5.事前設定をしておく必要がある

渡航前にデータローミングのサービスに加入し、現地でデータローミングの設定をする必要があります。

iPhoneの設定方法

  1. 「設定」をタップする
  2. 「モバイル通信」または「モバイルデータ通信」をタップする
  3. 「モバイルデータ通信」をオンにする
  4. 「通信のオプション」をタップする
  5. 「データローミング」のオンオフを設定する

Androidの設定方法

  1. 「設定」をタップする
  2. 「ネットワークとインターネット」をタップする
  3. 「インターネット」をタップする
  4. 通信事業者の横にある設定アイコンをタップする
  5. 「ローミング中」のオンオフ設定する

Androidは機種やOSによって設定方法が変わるので、分からない方は、データローミングの設定方法を検索してみてください。

格安SIMの海外利用でデータ通信料金を安くする3つのコツ

格安SIMを海外利用でデータ通信料金を安くするコツは以下の通りです。

  1. レンタルWi-Fiを借りる
  2. 現地でプリペイドSIMを買う
  3. 海外のデータ利用で追加料金のない格安SIMを選ぶ

1.レンタルWi-Fiを借りる

海外のデータ通信に対応しているレンタルWi-Fiを借りてWi-Fi接続でデータ通信をする方法もあります。

レンタルWi-Fiを借りるときは以下の点に注意してください。

  • 料金プラン
  • データ容量
  • 渡航先に対応しているか
  • ルーターの受取・返却のしやすさ
  • 電池持ち
  • サポート・補償オプション

数あるレンタルWi-Fでおすすめなのは「WiFiBox」です。

約130の国と地域で使え、先ほどの条件に合ったレンタルWi-Fiです。データ容量無制限で1日990円〜使えるのは魅力的です。

>>WiFiBoxの詳細を公式サイトで見てみる

2.現地でプリペイドSIMを買う

渡航先でプリペイドSIMを買う方法もあります。

購入先は以下の通りです。

  • 空港
  • コンビニ
  • 携帯ショップ

購入時の注意点

  • SIMカードの種類・サイズ
  • データ通信料・有効期限
  • 対象国の確認
  • 設定方法の確認(APN設定)

現地でプリペイドSIMを買うのはハードルが高いという方は、渡航前に購入することもできます。家電量販店やECサイト、一部の格安SIM取り扱い会社で購入できます。

自分に合ったプリペイドSIMを購入しましょう。

3.海外のデータ利用で追加料金のない格安SIMを選ぶ

追加料金なしで使える格安SIMはahamoと楽天モバイルです。

楽天モバイルは月2GBまで、ahamoは15日間で20GBまで使えます。

短期間の海外の渡航であれば追加料金なし、申込不要、20GBの大容量で使えるahamoがおすすめです。

詳しくは以下のリンクから確認してください。

>>ahamoの詳細を公式サイトで見てみる

まとめ

海外で使える格安SIMについて解説しました。

それぞれの格安SIMの特徴は以下のとおりです。

ahamo

  • 20GB2970円
  • 申し込み不要で海外でも月20GB使える
  • 15日超えての利用はできない

povo

  • 基本料金0円で利用できる
  • 申し込み必要で渡航先、必要データ量によって料金が変わる

LINEMO

  • 3GB990円
  • 海外あんしん定額と海外パケットし放題がある

楽天モバイル

  • 従量課金制で3GBまで980円
  • 申し込み不要で海外でも月2GB使える

渡航先や滞在日数によってお得になる格安SIMは変わります。

自分に合った格安SIMを選びましょう。